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高機能な産業用LTEゲートウェイ
現代社会では警備を必要とする場面は非常に多いといえるでしょう。金庫や貴重品が展示されたショーウインドウ、コンビニのレジや入り口などでは防犯の意味もあり、警備用監視カメラを設置するのはもはや当たり前になりつつあります。
ただ、何を監視するにもまったく同じ性能や機能の監視カメラを使うわけではありません。また、撮影できる動画の精密さや保存方法、メンテナンスの必要があるものなど多くの種類があるので、警備対象の撮影に適した監視カメラを選ぶことが大切です。
この記事は、警備用監視カメラを選ぶポイントと、人気の高まるクラウド監視カメラについて詳しく解説します。
警備用に監視カメラを選ぶときは、何をどのように監視するのか、それを満たす性能や機能についてよく考えることが大切です。
ここからは、警備用監視カメラを選ぶために重視したいポイントを3つ解説します。
監視カメラで撮影できる動画の画質は年々向上しており、ベーシックタイプだけを比べても10年前の画素数は約5倍です。以前よりずっと精密な動画が撮影できるようになりました。
監視カメラでは、現在ベーシックタイプがフルハイビジョン画質の200万画素とされています。画素数の少ない100万画素以下は画質が粗いため、監視対象によってはあまりおすすめできません。
一方で、400万画素以上になると4Kの約半分「2K」レベルの高画質、さらに500万画素以上となると最高レベルの監視映像が撮影可能です。
監視する範囲によっては、レンズの種類にも注意する必要があります。レンズには、標準レンズと、幅広い範囲を撮影できる広角レンズ、遠方を大きく撮影できる望遠レンズなどがあり、その中から「どのように監視したいか」を考えて選ぶことは思うような監視効果を得るために重要です。
画質を吟味するときは、画素数だけでなく実際の監視対象の撮影に近い動画も確認するのがおすすめ。数値的なレベルだけでなく動画の精密さレベルを感覚的に知ることで、より納得して選ぶことができます。
以前は動画をビデオテープで録画する「アナログ型」がほとんどでしたが、現在はコンピュータデータで保存する「デジタル型」が主流。
デジタル型は映像信号をデジタル化して圧縮できる上、高解像度の記録ができ、繰り返し再生しても画像が劣化しないので長期保存には最適です。
デジタル型には、動画を専用レコーダーに録画するタイプと、パソコンに直接保存するタイプ、インターネット経由でクラウドサーバーに保存するタイプがあります。
どれもコストやメンテナンス方法が違うので、それぞれのメリットとデメリットを充分検討して選ぶようにしましょう。
監視カメラの設置場所は、用途によってさまざまです。たとえばキッチンから壁を隔てたベビーベッドを監視するならテーブルに置くだけのタイプでよいかもしれませんが、家の玄関に誰が来たかを広く監視するなら軒下とはいえ屋外に設置する必要があります。
経営するコインパーキングの監視になると、夜間でも精細に撮影できる赤外線カメラで、エンドレスで撮影するなら太陽光による充電電源式だと便利です。また、マンションのエントランスや広いリビング全体をできるだけ近距離で監視するなら、360度撮影できるカメラという選択肢もあります。
このように、監視カメラ選びは「監視対象は何か」「どう監視したいか」を深く検討し、絞り込み、あくまで適した性能や機能に注目して選ぶのがおすすめです。
デジタル型監視カメラシステムのうち、近年人気が高まっているのが「クラウド監視カメラ」です。クラウド監視カメラは、従来のローカル監視カメラとは動画の保存方法に大きな違いがあります。
クラウド監視カメラシステムは、監視カメラで撮影した動画データをゲートウェイ機器とインターネットを通じてクラウドサーバーに送信します。
業者がカメラや必要なケーブル一式、ゲートウェイ機器、クラウドサービスまでまとめて提供することが多く、動画は契約で定められた日数、契約しているサーバーに保存される仕組みです。
クラウド監視カメラシステムはすべてクラウドに保存します。機器を設置するスペースやケーブル敷設など大掛かりな工事が不要で比較的手軽に導入できること、監視カメラシステムで最も消耗の激しい録画機器のメンテナンスが必要ないことは大きなメリットです。
クラウド監視カメラシステムでは監視動画がデータとしてクラウドに保存されており、オーナーはインターネットを使っていつでもどこでも動画をチェックできます。
たとえば店舗で万引きが発生し証拠として動画を確認するときも、事務所のパソコンからだけでなく外出先からスマホでチェックすることも充分可能です。
また、ローカル監視カメラシステムでは、レコーダーが盗まれたり故障したりすると動画が確認できないこともありますが、クラウドならその心配もありません。
IDとパスワードさえあれば、別のパソコンからも確認できます。ただ、クラウドサーバーは利用する容量によって料金が変わるので、必要性に見合う料金かどうかはよく検討する必要があるでしょう。
現在、監視カメラシステムでは監視動画をコンピュータデータで保存する「デジタル型」が主流です。監視カメラ自体も年々進化しており、最近は画素数200万から400万画素のものが多く利用されています。
ただ、監視カメラは備わっている性能や機能ごとに多くの種類があるので、選ぶときは夜間の撮影なら赤外線カメラ、広範囲を撮影するなら広角レンズや360度カメラといったように「監視対象は何か」「どのように監視したいか」という目的に沿ったものをきちんと選ぶようにしましょう。
人気の高まっているクラウド監視カメラシステムなら、メンテナンスや動画の保存、確認がしやすくおすすめです。対象の監視に適したカメラでクラウド監視カメラシステムを利用すれば、きっと思うような警備が手軽に実現できるでしょう。