2020年1月17日(金)、アムニモ株式会社は、公財)神奈川産業振興センター、公財)横浜企業経営支援財団と連携し、「中小製造業によるIoTハンズオン体感セミナー」を実施しました。業務効率化やコスト削減などの経営課題の解決に寄与するIoTについて具体的な導入イメージを持っていただくために、神奈川県内の企業の皆様にアムニモのIoTツールを体感していただきました。
今回組み立てたシステムは、アムニモの基本サービスである「amnimo sense(アムニモセンス)」を活用した、「設備稼働監視レシピ」と、「工場向け部品在庫量見える化レシピ」です。設備稼働監視レシピは、光センサーを積層信号灯に取付けることで、加工機や成形機の稼働状態の把握、設備異常の早期発見や稼働率の向上、メンテナンス時期の事前検討などが可能になります。また、工場向け部品在庫量見える化レシピは、重量センサーを活用して部品の残量を把握でき、部品発注のタイミングを簡単に把握できます。
イベント名:「中小製造業によるIoT導入ハンズオン体感セミナー~工場で役立つIoTツールの組立てを体感~」
開催期間:2020年1月17日(金)
主催:公益財団法人神奈川産業振興センター、公益財団法人横浜企業経営支援財団
開催地:神奈川中小企業センタービル6F大研修室
セミナーには17名の方が参加されました。講師を務めたのは、当社の基本サービス「amnimo sense(アムニ モセンス)」を担当する原崎芳加。原崎は、レシピと呼ばれるamnimo senseによるIoT活用例を数多く手掛けています。セミナーでは、まず、IoT自体の解説と事例、導入のポイント、アムニモのサービスについてご説明させていただきました。導入イメージがしづらい面もあるIoTについて、「まずは小さく取り組んでみましょう」と言う原崎に対し、参加者の方からは頷きもあった一方で、その始め方が難しいといった声も聞かれました。その後、ハンズオンキットを使ったハンズオンを行いました。
参加者の各テーブルには、「設備稼働監視レシピ」で用いる積層信号灯、「工場向け部品在庫見える化レシピ」で用いる重量計、また、それに繋がるamnimo senseのエンドポイントデバイスとゲートウェイ、設定用のPCが設置されています。講師の原崎も同様の環境を用意し、一つ一つハードウェアの確認とソフトウェアの設定を進めていきました。参加者の皆様は、時に協力しながら、時に講師に質問をしながら、順調に手順を進められていました。手の平に収まるエンドポイントデバイスの小ささに驚かれる方や、クラウド上のダッシュボードによるソフトウェア設定の詳細な部分にも質問が出るなど、多くの方が積極的に参加されました。アラートメール設定まで含めた一通りの作業を行った後、各テーブルのキットの動作確認を全員で行いました。
その後のQ&A、ディスカッションでは、「実際の導入イメージが湧いた」、「手軽に始められそうなイメージが持てた」といった声が聞かれました。また、自社の環境を具体的に説明しながら、そこへのIoTの組み込み方をご相談される方もいました。それに対し、他の参加者の方からもアドバイスや意見が出るなど、ディスカッションも大いに盛り上がり、時間を少し超過しセミナー終了となりました。
アムニモでは出張ハンズオンを承っております。「IoT開発の人材を育成したい」「情報収集だけでなく実際に手を動かしてみたい」などのご要望がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
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