「Hypernet of Things Conference & Exhibition 2019」出展レポート
アムニモ株式会社は、2019年11月13日(水)~14日(木)にマレーシア・クアラルンプールで開催された「Hypernet of Things Conference & Exhibition 2019」に出展しました。アムニモ社は、マレーシアの現地パートナーを開拓しMeasurement as a Serviceの提供を通じて、当地の中小企業の高度化を支援することを訴求しました。実施にあたり、Foundation PartnerであるTK International Sdn. Bhd.と共同で運営しました。
本イベントは、マレーシアで2016年後半に結成された民間のIoT業界団体であるMalaysia IoT Association (MyIoTA)主催の展示会です。マレーシア政府は2018年10月にインダストリー4.0国家政策を開始し、アムニモ社はその流れに乗り、公的機関主催の展示会・セミナーにて情報発信してきましたが、このイベントは民間主催で参加者・来場者ともIoTビジネスに参画している企業が多く、よりビジネスに直結した企業の開拓と議論が可能になります。
アムニモは、スマートマニュファクチャリングを実施・活用する事例として、amnimo sense(アムニモセンス)を活用した2つのレシピデモを展示しました。
この展示を通じて、同サービスが提供するセンサ情報収集、ダッシュボード表示、データ格納というMeasurement as a Serviceの基本機能を理解してもらい、さらに同サービスに含まれるサブスクリプション管理等のビジネス支援機能を利用することで、現地パートナーがアプリケーションを開発し付加価値を載せてビジネスを拡大できることを訴求しました。
展示と並行して、出展者やゲストスピーカーによる講演が行われました。ハイライトとして、5G、AI、IoT時代の到来による仕事の変化(Future of Jobs)をテーマにパネルセッションが開かれ、有識者によるディスカッションが持たれました。マレーシアでも長期雇用が減り短期プロジェクト型で個人が集まる働き方にシフトしていることや、大企業に属さずに起業する10代の若者が出てきていること、既存の学校教育は人材を型にはめてしまいIndustry 4.0の時代にそぐわないこと、仕事しながら学びを継続していく必要があることなど、働き方の大きな変化に伴う課題が提起されましたが、その潮流は先進諸国と共通でした。
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