水位計・導入事例 #03

下水道耐震工事時の下水道管路内の水位監視

“現場の安全確保のためにはずせない機能がついて
金額は従来の半分以下
コストパフォーマンスが高いのが
アムニモの簡易無線水位計測サービスです”—— 導入事業者の声

課題
  • 通常使用している水位監視システムの費用が高額
  • 緊急時に即時に対応したい
  • 水位を目視する際に、道路規制、人員配置など時間や手間、コストがかかる
導入の効果
  • これまでと比較して約50%コスト削減を達成
  • 得られたデータを基に危険を予測、予防措置対策を実現
  • 水位計採用により、作業時間の短縮、および人員配置が最小限になり大幅なコスト削減を達成

−課題ときっかけ−高額な安全対策費用

今回の下水道管耐震工事では水を流しながら施工をしており、管内の仮排水は行っていません。下水道管路内には雨が降っていない状態でも常に汚水が流れているため、雨が降れば水位は上昇し、現場作業員に危険が及びます。このため、管路内の水位上昇を検知し、急激な水位上昇を下流側の施工個所に伝える管路内の水位監視対策をあらかじめ取った上で、施工をしていかなくてはなりません。

“同業者から
「アムニモの水位計は良さそうだ」
と、勧められたことが
問い合わせのきっかけででした。”

水位監視システムは様々な企業から開発、販売されていますが、一度の工事で100万円以上と高額になるものが主流です。妥協してはならない安全対策とはいえ、月単位での限られた工事期間中だけ使用したい場合に、金額のハードルは決して低くはありません。

さらに、官公庁から仕事を請け負う際には、様々な安全対策や現場の状況を資料としてまとめることが重要になるため、現場のデータの記録と管理が重要になってきます。

今回の工事でも以前採用した他社の管路内水位監視システムを考えていましたが、同業者からアムニモの水位計は価格も機能も良さそうだ、電話で問い合わせた際の対応も良かった、とすすめられたことが問い合わせのきっかけでした。もともと、アムニモの名前は水位計製品の広告で見たこともあり、早速問い合わせをすることにしました。

−導入後の効果−従来の水位監視システムの導入金額から50%近く削減

アムニモの簡易無線水位計測サービスは、初期費用不要の月額料金のみで、必要な時に必要なだけ契約をすることができます。限られた工事期間だけの契約が可能で、かつ手頃な月額費用なため、従来の水位監視システムの導入金額から50%近く削減した金額で、水位監視システムの導入し安全対策を講じることができました。

アムニモのサービスは単に水位を測定するだけではなく、そのデータを自動でクラウドに保存・活用することができます。また、事前に設定した一定のしきい値を超えるとアラートメールがタブレットや携帯電話に飛んでくる仕組みになっていますが、このアラートもクラウド上でアラート一覧として確認することができます。水位計から自動でデータが集められ保存、可視化されることで、官公庁向けの安全対策報告として活用をすると同時に、取得したデータの分析をさらに進めることで、どのような状況下で危険水位に達するのかという予測が立てられ、危険予防措置につながりました。

また、アムニモの水位計測サービスは内蔵電池で駆動するため、電源を確保する必要がありません。通常使用において内蔵電池が1 年間も持続するため、工事期間が長くなる場合でも安心です。また、電池に不具合が発生しても交換が容易である、という使い始めやすい点も導入の決め手となりました。

現場の安全確保のためにこれだけは絶対にはずせない、という機能が一式そろい、金額は従来の半分以下。コストパフォーマンスは非常に高く、とても満足しています。

−アムニモへの今後の期待−

現場で必要な機能を手頃な価格で導入でき、かつ設置の際にも時間と手間がかからないことが採用の決め手となりましたが、雨量が水位に大きく左右される現場なので、オプションとして雨量計の開発にも期待したいです。同一メーカーで水位と雨量を計測することで、計測データ書式が統一され、より早く効率的な分析ができれば理想的ですね。

アムニモでは引き続きお客様の声を大切に、現場の課題に向き合いながらIoT活用のメリットを推進してまいります。

現場に設置されたアムニモの簡易水位計
現場に設置されたアムニモの簡易水位計

お問い合わせ

サービスについてのご相談は、下記にてお気軽にお問い合わせください

お電話でのお問い合わせ

050-3196-4774
営業時間9:00〜12:00、13:00〜17:00(月〜金)

メールでのお問い合わせ

関連サービス