remote.it

システム構成例・連携
remote.itクラウドアプリケーション
プライベートIPネットワーク内での
セキュアな双方向通信を可能とするP2P接続サービス
remote.itとは、ゼロトラストの思想に基づいて設計され、専用のグローバルIPアドレスを持っていない2つの装置の間で、インターネットを経由してキャリア通信等でもP2P接続を行うことができます。

remote.it(※1)とは、プライベートIP ネットワーク内のデバイスに対して、インターネット経由の遠隔アクセスを可能とするP2P(ピアツーピア)(※2)接続サービスです。ゼロトラスト(※3)の思想に基づいて設計され、専用のグローバルIPアドレスを持っていない2つの装置の間で、インターネットを経由してキャリア通信等でもP2P接続を行うことができます。産業用機器に外部からセキュアにアクセスする方法として近年注目されています。アムニモのデバイスは、remote.itを予めインストールしてあるので、 アカウントを登録後、すぐにサービスを利用できます。
※1.remot3.it, Inc. が運営するクラウド上のアプリケーションサービス ※2.端末がサーバを介さずに、端末同士で直接データを共有することができる通信技術 ※3.従来の「社内のネットワークは安全性が高く、社外は安全性が低い」というような概念ではなく、すべての通信は信用できないと定義し、 そのうえで安全な通信方式を考えて実装するという概念
remote.itの利用イメージ

remote.itによる実現するP2P接続の構成
- remote.itを利用することで、プライベートIPネットワーク機器への遠隔アクセスが可能
- インターネットSIMを使ったモバイル回線利用でグローバルIPアドレス無しでの着信が可能
remote.itが提供する機能
- 特定ポート向けIP通信において発信側と着信側間の透過的なデータ伝送が可能
- 現在イーサネットを直接接続している機器がそのままのプロトコルで遠隔から制御可能
remote.itが導入される主な用途・ソリューション
- 産業用機器の遠隔制御
- センサー/測定器による測定情報の遠隔からの取得
- 監視カメラを制御するVMS ( Video Management System )への遠隔からのアクセス
- 通信デバイスへの遠隔からのアクセス
簡易に実現できる産業用機器の遠隔制御
IoTルーターなどのアムニモデバイスを既存の産業用機器に接続し、remote.itと組み合わせて使用することで、以下の機能が実現できるようになります。

IP通信で制御される既存の設備を遠隔制御
- 遠隔地からインターネットを経由して既存の産業用機器に接続可能
- PCや制御用端末で使用しているアプリケーションやプロトコルの変更が不必要
- 新規の開発を行なうことなく産業用機器の遠隔制御を実現
専用のグローバルIPアドレスが不要なP2P接続
- 専用のグローバルIPアドレス不要で、遠隔からの管理・確認・制御が可能なM2Mを実現
- リモート接続は、ポート開放が不要でセキュアなP2P(ピアツーピア)の技術を活用
リモート接続の仕組み
- 産業用機器につながっているIoTルーターがインターネットに信号を送る際のIPアドレスとポート番号を記憶
- 事務所のPCなど発信側の端末に、①のアドレスとポート番号が通知される
- アドレスとポート番号情報を元にP2P(ピアツーピア)接続を起動する
アムニモのデバイス/サービスとremote.itの連携
remote.itがプレインストールされたアムニモ製品
アムニモのLTE通信デバイスではremote.itのクライアントアプリケーションが
プレインストールされているので、初期インストールが不要です




デバイス管理システムとの連携でremote.itの設定を遠隔から実施可能
- IoTデバイスへのremote.itの設定は通常はコマンドによって実施されます
- アムニモ製デバイスは、デバイス管理システムとの連携によりremote.itの初期設定や設定変更を遠隔から実施可能です
利用契約や技術サポートもアムニモから提供
- アムニモはremote.itの販売代理店です
- アムニモから購入いただくと、契約・請求・技術サポートがアムニモから一元的に提供されます
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